大人ニキビって思春期と違う!?昔は『ニキビ』と言えば、思春期ってのが一般的な認識でしたが、近年では、20代以上の女性の悩みとなってきています。

 

大人 ニキビケアと思春期ニキビ

大人のケアは、思春期のニキビケアとはちがったポイントが!!でも、2011年のライオンが行った調査の結果では、なんと90%以上の人が大人と思春期ニキビの違いを詳しく知らないとの結果に!!

大人ニキビは治りにくいって感じている人が多くいます。しかし、この結果をみると・・・。大人ニキビケア方法を正しく理解していないのが大きなポイントになっていそうです。

 

 

 

 

大人ニキビケア 顔ニキビの特徴

大人になってもやはり、顔には出やすいもの。そして、顔に出ると目立つのですごく気になります。大人の特徴では、Uゾーンに出やすい傾向があります。顎や頬などがその代表ですね。

逆にTゾーンと言われるおでこや鼻なんて個所は、思春期に出やすい部分。なぜUゾーンに大人は出やすいのか?

たとえば、顎をとってみると、ホルモンバランスの乱れから発症することが多い大人ニキビ。この顎は、男性でいえばヒゲが生える部分です。つまり、男性ホルモンの影響を受けやすいところ。Tゾーンに比べると顔の中では汗腺が少ないため、汗をかくことは、Tゾーンに比べるとすくない部位のですが、大人は出やすい個所なんです。

そして、頬ですが、これも、顎どうように男性ホルモンの影響を受けやすいところ。他にも、寝具などの雑菌の影響を受けやすい個所でもあります。ニキビケアを行ってあげる際には、この外的な要因なのか、内的要因なのかを見極めてあげる必要があります。

ちなみに、寝具が原因だと、自分が寝るときによくどちらを向いているのか?左右どちらかに出やすくなったりするので、このポイントでみきわめられるかもしれませんよ。

他にも、顔は皮脂線が比較的多い個所ではありますが、その中でも皮脂線のすくない個所に大人は出やすい傾向があります。まさに、先ほど説明したUゾーンがその個所ですよね。これは、思春期とは違い、大人は乾燥が原因だったりします。皮脂線が少ないってことは、つまり乾燥しやすい個所でもあるんです。肌が乾燥するとバリア機能が低下します。

このバリア機能の破たんも大人ニキビの原因になるんです。対策としては、しっかりと保湿して上げる事が重要です。

 

大人ニキビケアのポイント

大人ニキビケアでは、原因は日常生活から来ていることが多くあります。これは、大人ニキビが治りにくい一つの原因です。どういうことかというと、思春期の時は成長期特有のホルモンの働きが原因で、皮脂が過剰分泌され、その結果、毛穴に皮脂がつまり、アクネ菌が増殖することが原因。このため、成長とともにこのホルモンの働きがおさまり、原因の根本が取り除かれます。

しかし、大人の場合、原因となる要因が時間とともに自然に改善されることが少ないのです。大人ニキビの原因の多くは、ホルモンの乱れ、ストレス、睡眠不足、栄養バランスの乱れなど、日常生活の中から発生しています。これらは、自らが改善・ケアに取り組まなければ、ずっと継続してしまいます。これが、大人ニキビケアが難しい要因の一つです。

まず、ストレスが原因であれば、そのストレスのもとを取り除いてあげる必要があります。そして、睡眠は1日6時間以上が必要だといわれています。また、寝る時間もポイントの一つです。よく、女性では肌を健康的な状態を保つのに、22時から2時の間は睡眠をとりましょうなんて言われますよね。シンデレラタイムって言われている時間です。

これは、肌のターンオーバーの時間に影響しているそうです。栄養バランスが乱れているようであれば、ビタミン類やミネラルをとりいれるといいようです。ビタミンはB1やCが大人ニキビケア対策になります。そして、脂肪を多く含んでいるような食品を過剰に体内に摂取するのは、控えたほうがよいとされています。あとは、刺激の強いものもなるべく避けた方がいいといわれています。