10代にできるニキビは思春期ニキビ

10代にできるニキビは思春期ニキビと言われ、思春期特有のニキビで大人になってできる大人ニキビとは原因が違います。多くの人が思春期、10代でニキビを経験します。ニキビの原因を知り、適切なケアでニキビを治しましょう。また、繰り返しニキビにならないための対策、予防なども大事です。

 

10代にできる思春期ニキビの原因とは

10代にできるニキビは、ホルモン環境の変化により、皮脂が過剰に分泌されることが原因となっています。そのため、皮脂線が多いTゾーンにできやすい傾向があります。ニキビはこの過剰に分泌された皮脂が毛穴につまり、アクネ菌が増殖しておこります。10代のニキビは思春期ニキビとも言われます。その理由は思春期特有のホルモンの働きが原因であるため、その為、思春期を過ぎると次第に落ち着いてきます。

しかし、その間、適切に対処してあげなければ、ニキビが悪化し肌内部へダメージを与えてしまうことがあります。これをニキビ跡などど呼びます。凸凹のクレーターの様なニキビ跡になってしまうと、元の綺麗な肌に戻すのはとても困難です。10代は皮脂が出やすい環境になっています。思春期ニキビにならないように予防をしっかりとケアを行いましょう。また、思春期ニキビができたら適切なケアで対応し、悪化させないように注意が必要です。

10代にできる思春期ニキビケアは洗顔が大事!

10代の思春期ニキビケアの基本は洗顔です。

過剰に分泌される皮脂を適度に洗い流してあげることが大切です。しっかり洗顔しているのに繰り返してしまうと言った方は、もしかすると洗顔方法を間違っているかも!

思春期は皮脂が過剰に分泌されるので、ある程度皮脂を洗い流すことは大切ですが、根こそぎ洗い落してしまうのは間違え!皮脂はそもそも肌を外敵や乾燥から守る働きがあります。また、しっかり洗おうと思うがあまり、何度もゴシゴシ洗ったりすると肌へダメージを与えてしまったり、ニキビができていると刺激を与え逆に悪化させてしまったりすることがあります。

洗顔の基本は洗顔料をしっかりと泡立てて、やさしく洗い流す事です。過剰な刺激は肌の負担になるので注意が必要です。洗顔は1日に2回ぐらいまでにし、洗顔料も刺激の少ない、マイルドなタイプを選ぶようにしましょう。

また、洗顔後は肌が乾燥しやすいものです。肌の乾燥はバリア機能の低下など、肌トラブルの原因になります。乾燥しやすい方は、洗顔後に化粧水やクリームなどで保湿を行ってあげるといいですよ。

10代にできる思春期ニキビケアは予防が大事!

10代の思春期ニキビ予防のポイントは健康は肌作りです。肌が健康で清潔な状態を保っていれば思春期ニキビにはなりにくいものです。10代にできる思春期ニキビ予防は洗顔やスキンケアも大切ですが、下記の様なこともニキビ予防のポイントになります。

◎規則だたしい生活習慣

睡眠不足などは肌荒れ、肌トラブルの原因になります。十分な睡眠をとることを心がけましょう。また、睡眠をとる時間帯も注意が必要です。肌の再生は成長ホルモンによって行われます。成長ホルモンがもっとも働く時間は22時~26時といわれています。だた睡眠をとるだけでなく、睡眠時間にも注意が必要です。

◎紫外線対策

紫外線は肌へのダメージになったり、にきび痕などのトラブルの原因になります。日焼け止めなどを行い紫外線対策を行うことは大切です。

◎食生活の見直し

食生活にも注意が必要。お菓子のや脂身の多い肉や炭水化物の摂り過ぎは皮脂分泌のもとになります。ビタミン類はにきび予防に効果的、また、タンパク質は肌のターンオーバーを促進する栄養素です。ビタミン類、たんぱく質などは積極的に取り入れましょう。