思春期ニキビは思春期特有のニキビで大人ニキビとは違う!

思春期になるニキビは成長ホルモンの過剰分泌が原因です。成長ホルモンが過剰に分泌されると皮脂分泌が過剰になります。過剰に分泌された皮脂が毛穴詰まりの原因になり、アクネ菌が増殖してニキビになります。その為、皮脂分泌の増える春から夏にニキビが出やすい傾向があります。

思春期ニキビの原因と特徴

思春期はTゾーンと言われる箇所に出来やすいものです。Tゾーンとは顔のこめかみ・額から鼻に当たりのラインになります。

この部分は、顔の中でも皮脂線が多い部分。そして、毛穴の数が顔の他の部分にくらべて7倍近くあるといわれています。

思春期特有のホルモンの働きで皮脂が過剰に分泌されるのが思春期ニキビの主な要因です。皮脂が過剰に分泌されると、これが毛穴につまり、アクネ菌が増殖し炎症などを起こします。

思春期ニキビケア 思春期ニキビの治し方

予防・改善に大切なのは、肌を清潔に保つことです。思春期の肌は新陳代謝が活発で、ターンオーバーがはやく、思春期は肌の回復力、角質層のセラミド・NMFの生成も活発で健康な状態であることがほとんど。

しっかりと洗顔を行い、過剰に分泌されてしまっている皮脂や毛穴つまりの原因になる汚れ等を洗い流してあげる事で、炎症などの状態を抑えることができます。

思春期はにきびが出来やすいホルモン状態であるため、繰り返しおこさないようする対策が大切です。炎症などを起こしてし悪化してしまうとにきび跡やクレーターなどの原因になる可能性もあるので、炎症は薬用化粧品、薬などで鎮めてあげましょう。

思春期ニキビケアの洗顔ポイント

保湿は重要、つまり洗顔にも注意が必要。皮脂を洗い流そうとするあまり、洗いすぎると乾燥の原因になります。洗浄力が強すぎる洗顔料などは乾燥の原因になるので避けた方がよいでしょう。また、洗顔時にゴシゴシと洗うのもNGです。

炎症などがある場合、刺激してしまい炎症を悪化させることになりかねません。刺激をさせるようにやさしく洗顔の洗いを行いましょう。

思春期ニキビも保湿が大切

思春期は、皮脂の過剰に分泌されるので、乾燥させた方がニキビが治りやすいようなイメージもしますが、思春期について保湿を行うことは大切です。

洗顔を行った際などは、肌が乾燥しすぎてしまいます。乾燥した肌のまま放置するとバリア機能が低下、水分保持力がおちてしまいます。

その為、化粧水などで適度に保湿してあげることは思春期のニキビケアにおいてもとても効果的です。

 

思春期ニキビケアも大人ニキビ同様、食生活は大事

大人の原因でよく、食生活の乱れなどがあげられていますが、思春期の場合でも良い食べ物と、悪い食べ物は同じです。

油の強いものを食べると皮脂もあぶらっこくなりよくありません。

野菜などを摂取しビタミンなど良いといわれる栄養素を積極的にとりいれましょう。

 

○良いもの

ビタミンA・・・・とりレバー、ウナギ、ニンジン、ニラ、ホウレンソウなど
ビタミンB2・・・ぶたレバー、ホウレンソウ、卵、納豆、牛乳、キャビアなど
ビタミンB6・・・タラ、セロリ、さつまいも、大豆、イカ、タコなど
ビタミンC・・・・レモン、ブロッコリー、小松菜、モロヘイヤ、パセリなど
ビタミンE・・・・たらこ、マーガリン、あんこうのきも、せん茶の茶葉、抹茶など

亜鉛・・・・・・牡蠣(生)、松の実、抹茶(粉)、ごま、納豆、うなぎなど

食物繊維・・・・モロヘイヤ、納豆、しそ、パセリ、ごぼう、おからなど